教祖になるためのたった5つの方法(2.18~2.22)

日記

2月18日(火)

車校のモデルを頼まれました

車校の広告のモデルを頼まれたので、「顔を出さなくていいならやりますよ」って言ったら、顔出しNGでもいいとのことなので、モデルをやりました。



カメラマン
カメラマン

向かい合って、にこやかに会話している感じでお願いします。写真なので音声は入らないので、会話の内容はなんでもいいですよ

教官
教官

モデルさんですか?

僕

そうなんですよ

教官
教官

はは、僕もです。いつ頼まれたんですか?

僕

さっき、10分前くらいに教習中に頼まれて

教官
教官

困りますねーそれは

僕

困りますねー



カメラマン
カメラマン

じゃあ次は、教えてる感じでお願いします

教官
教官

(道路の方を指さして)あれ見えますか?

僕

道路ですか?

教官
教官

道路ですねー

教官
教官

(名簿を開いて、最初の白紙のページを指さして)ここ、こういう感じなんですよ

僕

白いですね

教官
教官

白いですねー

カメラマン
カメラマン

はい!OKです!


撮影はこんな感じだったので、もしかしたら塾とか学校の広告の写真も、撮影のときはくだらない話をしているのかも。




こういう広告も、「見てくださいこの赤ペン。赤いですよ」「赤いですね」みたいな会話をしながら撮影した物だと思います。




2月19日(水)

『完全教祖マニュアル』を読みました

架神恭介/辰巳一世『完全教祖マニュアル』を読みました。




はしがきに「信者の獲得から免罪符の販売まで懇切丁寧に指導していきます」「本書の教え遵守すれば、きっと明るい教祖ライフが開けるでしょう。教祖にさえなれば人生バラ色です!」って書いてあって、なんてクレイジーな本なんだ、って思って読んでみた本。


「資金の獲得のためには、死にそうなお金持ちに布教しましょう。お金持ちになるにはいろんな人を蹴落とさなくてはならなくて、そうやってのし上がってきた人たちが死の間際に立つと、これまで自分がしてきた事を後悔するのです。しかし自分はもう死の間際。これから慈善活動をする時間はない。となると多額の寄付をしたり寺院を建てたりして、お金で解決するしかないのです。つまり、お金持ちから多額の資金を援助してもらうのは、別に彼らをだましているのではなく、彼らに『心の平安』を与えるために、お金を受け取ってあげているのです。彼らはお金を寄付すればするほど安心しますから、どんどんお金を受け取ってあげましょう」

みたいな、宗教を運営する立場の独特な視点(というか自己正当化)がたくさん紹介されている本でした。「物は言い様だな~」って思いながら読みました。



この本の構成は自己啓発本に近くて、章の終わりにはその章の内容をまとめたチェックリストが載ってるんだけど、そのチェックリストが


□社会的弱者を獲得したか?
□金持ちは獲得したか?
□親族を仲間に引き込んだか?
□戸別訪問は実践したか?
□魅力的なコミュニティは作ったか?
□イベントは定期的に行っているか?
□宗教建築は行ったか?

完全教祖マニュアル p161 より引用

みたいに、規模がでかくておもしろかった。「宗教建築は行ったか?」にチェックを入れるとき、さぞかし気持ちいいんだろうな。




2月20日(木)

エミリアvsレムvsクルミの話

今日は教官1人と生徒3人が同じ車に乗って、後部座席に座った生徒2人が運転席の生徒の運転を見る、っていう授業でした。

教官以外に自分の運転を見られる経験なんてそうないから、はじめこそ緊張してたけど、残りの2人の生徒が気さくな人だったからよかった。途中から雑談しながら運転できるくらいリラックスできました。


道路沿いにパチンコ屋を見つけて、パチンコの話からリゼロの台の話、それからリゼロのアニメの話になり、

生徒A
生徒A

みんな最初はエミリア好きって言うけど、あのシーンからレム好きになるよね

僕

あのシーンね、なりますね

生徒A
生徒A

でも俺はエミリアの方が好きかな

僕

僕はレムすね

生徒B
生徒B

俺はクルミたんかな

生徒A
生徒A

クルミ?

生徒B
生徒B

アニメの話分からんから適当に言ってみた

僕

やば

生徒A
生徒A

何お前

生徒B
生徒B

クルたん可愛いよ

生徒A
生徒A

やば

みたいな話をしました。




2月21日(金)

『俺俺』を読みました

星野智幸「俺俺」を読みました。




ただの一般人である主人公が、なりゆきでオレオレ詐欺をしたところ、気づいたら「なりすました息子」になってしまう話。オレオレ詐欺をしたことで、「オレオレ詐欺をする俺」と「息子である俺」の2人の俺が世界に存在するようになり、その後もひょんなことから「俺」が誕生し続ける話。

「俺」が増えるとき、例えば「俺が1人しかいない世界」から「俺が2人いる世界」みたいに世界が変わるんだけど、その変わり方があまりに自然で、ぬるっと変わるんですよね。

そんなかんじで世界がフワフワと変わり続けるもんだから、なんか長い夢を見ているような変な感覚になる本でした。




2月22日(土)

めちゃくちゃ話しかけてくる教官の話

今日車校で当たった教官がめちゃくちゃ話しかけてくる人でした。


教官
教官

きみ大学生だよね?

僕

はい

教官
教官

昔この教習所に通ってた大学生の子がね、追加合格?てのがあるんだよね?

僕

ありますねえ

教官
教官

それで合格したからさ、宿を探してももうアパートとかどこも空いてなくて

僕

あー

教官
教官

で、たまたま参加したサークルの新歓で、そのサークルの寮が開いてるっていう話を聞いたらしくてさ。その寮、1ヶ月1万円なの

僕

やっすいですねぇ

教官
教官

そうそう。でも汚ったねぇらしいの

僕

はは

教官
教官

でもご飯は出るし朝は起こしてもらえるし

僕

1万円なのに

教官
教官

そう、すごいよね

みたいな雑談をずっとしてたんだけど、僕はまだ路上教習5日目の超初心者。運転するだけでせいいっぱいで、内容が全然頭に入ってこなくて、適当な返事しかできませんでした。

あの教官が狂人(くるいびと)で、急に「昨日、腕時計を煮込んでとった出汁で味噌汁を作ったんだけどさ」とか言われても、「おいしそうですねぇ」とか言いかねない。


そうなったらおしまいですよ。相手は狂人なんだから、「おっ、興味があるのかね。ならワシの鎖骨に注いでやるから、昼休みに飲みに来なさい」って言うに決まってる。

適当に放った「おいしそうですねぇ」の一言のせいで、僕はオッさんの鎖骨に注がれた味噌汁(腕時計入り)を飲まないといけなくなるんだ。怖い怖い。

怖いですね。




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